フランス二月革命とは?
ふらんすにがつかくめい
フランス二月革命とは、1848年2月にパリで起きた民衆蜂起で、七月王政を打倒して第二共和政を樹立した革命的事件です。
フランス二月革命は、1848年2月22日から24日にかけてフランスで起きた革命です。オルレアン朝のルイ・フィリップ王が統治していた七月王政が打倒され、フランス第二共和政が成立した歴史的転換点です。
革命の背景には複数の要因があります。1840年代後半のヨーロッパを覆った経済不況と食糧危機、貧富の格差の拡大、そして選挙権が制限されていたため中産・下層階級が政治から排除されていたことへの不満が積み重なっていました。ギゾー首相の保守的な政策に対する反感も広がっており、改革派が各地で「改革宴会」と呼ばれる政治集会を開いていました。
政府がパリでの改革宴会を禁止したことが直接の引き金となり、市民や労働者がバリケードを築いて蜂起しました。国王は退位してイギリスへ亡命し、臨時政府が「共和国」を宣言しました。新政府は男性普通選挙権の導入や出版・集会の自由などの自由主義的改革を打ち出しました。
二月革命はヨーロッパ各地の革命運動(「諸国民の春」)に連鎖的な影響を与え、オーストリア・ドイツ・イタリア・ハンガリーなどでも民主化・民族解放運動が起きました。フランスでは後にルイ=ナポレオンが大統領となり、1852年にナポレオン3世として第二帝政を宣言します。
使い方・例文
二月革命は、社会主義思想の拡大や普通選挙権の確立に大きく貢献した出来事として、近代民主主義の歴史を学ぶ際に必ず取り上げられます。
この用語をシェア
最終更新: