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フランク・ボーゼイジとは?

ふらんくぼーぜいじ

フランク・ボーゼイジは、アメリカサイレント映画・トーキー初期に活躍した映画監督で、アカデミー賞監督賞を最初期に受賞した一人です。

フランク・ボーゼイジ(Frank Borzage、1894〜1962年)は、アメリカ合衆国ユタ州ソルトレイシティ生まれの映画監督俳優です。10代から劇団で働き、1910年代にはサイレント映画の俳優・監督としてキャリアを積みました。

ボーゼイジの名声を決定づけたのは、第1回アカデミー賞(1929年)での監督賞受賞です。受賞作は、第一次世界大戦を背景に描いたラブストーリー『第七天国』(1927年)で、戦争の悲劇の中でも純粋な愛が輝くというロマンティシズムを詩情豊かに表現しました。続いて『姦婦マグダレーナ』(1931年)でも監督賞を受賞し、アカデミー賞草創期の最重要監督の一人となりました。

ボーゼイジ映画の特徴として以下が挙げられます。

  • 戦争・貧困・社会的圧力に抗う純愛の描写
  • 柔らかな光を用いた叙情的な映像美
  • ジャネット・ゲイナーやジェームズ・スチュワートら名優との協働
  • メロドラマに精神的深みを与える演出

トーキーへの移行後も『別れの曲』(1934年)『三人の仲間』(1938年)などを発表し、一貫してヒューマニスティックな視点を貫きました。映画がまだ芸術として地位を確立しつつあった時代に、その可能性を広げた先駆者です。

使い方・例文

映画史を振り返る文脈で「アカデミー賞監督賞の最初期の受賞者」として言及されるほか、サイレント映画からトーキーへの過渡期を語る際に必ず登場します。

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