フラストレーションとは?
ふらすとれーしょん
フラストレーションとは、目標や欲求が何らかの障害によって阻まれたときに生じる不満・欲求不満の心理状態のことです。
フラストレーション(Frustration)は、心理学用語として「欲求阻止」とも訳され、ある目標や欲求の達成が障害によって妨げられたときに生じる不快な感情状態を指します。
フラストレーションが生じる原因は大きく二種類に分けられます。外的障害とは、交通渋滞・他者の行動・ルールや規則・経済的制約など、自分の外側にある原因です。内的障害とは、能力や体力の限界・性格・自信のなさなど、自分自身の内側にある原因です。
心理学者のジョン・ダラードらは1930年代に「フラストレーション-攻撃仮説」を提唱し、フラストレーションは攻撃行動を引き起こす一因になると論じました。ただし、その後の研究でフラストレーションへの反応は個人差が大きく、攻撃以外に退行・回避・昇華など多様な行動が起きることが明らかになっています。
- 定義:欲求・目標が阻まれたときの不満感・欲求不満
- 原因:外的障害(環境・他者)と内的障害(能力・自己)の二種
- 反応:攻撃・退行・回避・固執・昇華など個人差がある
- 関連概念:ストレス・怒り・無力感とも密接に関連する
日常会話では「イライラ」「やるせなさ」「焦燥感」に近い意味で使われることも多く、スポーツや職場・学習の場面でしばしば話題になります。フラストレーションを適切にコントロールする「感情調整」は、メンタルヘルスや生産性の観点からも重要なスキルとされています。
使い方・例文
「試合に何度挑戦しても勝てず、フラストレーションがたまっていた」「締め切り直前に機器が故障してフラストレーションを感じた」のように使われます。
この用語をシェア
最終更新: