フュージョンとは?
ふゅーじょん
フュージョンとは、ジャズを基盤にロック・ファンク・ソウルなどの要素を融合させた音楽ジャンルで、電子楽器を多用した演奏スタイルが特徴です。
フュージョン(Fusion)は、1960年代後半から1970年代にかけてアメリカを中心に発展した音楽ジャンルで、「ジャズ・フュージョン」とも呼ばれます。従来のアコースティックなジャズ演奏にエレクトリックギター・エレクトリックベース・シンセサイザー・電子ドラムなどを取り入れ、ロックやファンクのリズム感と融合させたのが始まりです。
フュージョンの誕生には、マイルス・デイヴィスが1969年に発表したアルバム「ビッチェズ・ブリュー」が大きな転機となったとされています。このアルバムは電気楽器とジャズの即興を組み合わせた革命的な内容で、後のフュージョンシーンに多大な影響を与えました。
フュージョンの主な特徴は以下のとおりです。
- エレクトリック楽器とアコースティック楽器の共存
- 複雑なコード進行とジャズ的な即興演奏
- ロックやファンクから来る強いビートとグルーヴ感
- 高度な演奏技術を前提としたインストゥルメンタル中心の構成
代表的なアーティストにはウェザー・リポート・リターン・トゥ・フォーエヴァー・マハヴィシュヌ・オーケストラ・カシオペアなどがあります。日本でもフュージョンは1980年代に大きなブームを迎え、独自の発展を遂げました。
現在もジャズ・ポップス・プログレッシブロックとの境界線で多様な形に進化し続けており、ジャンルの垣根を超えた音楽表現の象徴とされています。
使い方・例文
ラジオの音楽番組やCDショップで「ジャズとロックが混ざったような洗練されたインスト曲」として紹介されるのがフュージョンの典型的な登場場面です。カシオペアやスクエアの楽曲は日本におけるフュージョンの代表例として広く知られています。
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