フォトレジスタとは?
ふぉとれじすた
フォトレジスタとは、光の強さに応じて電気抵抗値が変化する光感応型の電子部品で、照度センサーや自動点灯回路などに広く使われています。
フォトレジスタ(Photoresistor)は、光依存性抵抗素子(LDR:Light Dependent Resistor)とも呼ばれる受光素子の一種です。半導体材料(主に硫化カドミウム:CdSや硫化鉛:PbS)を用いており、光が当たると材料内の自由電子が増加して電気抵抗が低下するという光導電効果を利用しています。
基本的な特性として、明るい環境では抵抗値が数百〜数キロオームに低下し、暗い環境では数メガオームまで上昇します。この抵抗変化を電圧分圧回路やマイコンのADCで読み取ることで、周囲の明るさをアナログ的に検出できます。
主な用途は以下の通りです。
- 街灯・廊下照明の自動点灯・消灯センサー
- カーテンや日よけの自動開閉制御
- カメラの露出計・自動絞り機構
- 電子工作・教育用の照度センサーモジュール(Arduino等と組み合わせ)
フォトレジスタは構造が単純で低コストな反面、応答速度が遅く(ミリ秒〜秒オーダー)、精度もフォトダイオードやフォトトランジスタに比べて劣ります。また、CdS(硫化カドミウム)を使用するタイプはRoHS規制(有害物質規制)の対象となり、欧州向け製品では使用が制限されるため、代替材料への移行が進んでいます。
使い方・例文
Arduinoを使った電子工作で「暗くなったらLEDが自動で光る回路」を作る際に、フォトレジスタが照度センサーとして使われます。値段が安く扱いやすいため、初学者向けの入門部品としても定番です。
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