フィードインプレミアムとは?
ふぃーどいんぷれみあむ
フィードインプレミアムとは、再生可能エネルギーで発電した電力を市場価格に一定のプレミアム(上乗せ額)を加えた価格で買い取る制度のことです。
フィードインプレミアム(Feed-in Premium、略称:FIP)とは、再生可能エネルギー(太陽光・風力・バイオマスなど)の発電事業者が電力市場で電力を売却する際に、市場価格に加えて一定のプレミアム(補助額)を上乗せして受け取れる支援制度です。
従来の「フィードインタリフ(FIT・固定価格買取制度)」では、電力を固定価格で買い取ることが保証されていました。一方FIPでは、電力市場への売電を前提としながら、市場価格が低いときに差額を補填する形でプレミアムが付与されます。プレミアム額は「基準価格(参照価格)-市場価格の月平均」によって決まる仕組みが多く採用されています。
FIPの特徴は以下のとおりです。
- 発電事業者が市場価格の動向に関心を持つことで、需要の高い時間帯に発電・売電しようとするインセンティブが生まれる
- 電力市場への統合を促し、系統安定化に貢献しやすい
- 固定価格保証がなく市場リスクが残るため、一定規模以上の事業者向けとされることが多い
日本では2022年度よりFIT制度からの移行制度としてFIPが導入されました。ヨーロッパではドイツ・デンマーク・スペインなどが先行して導入しており、再エネの主力電源化と市場統合の観点から世界的に注目されている制度です。
使い方・例文
大規模な洋上風力発電事業者が電力を卸電力市場で売却しながら、その月の市場平均価格と基準価格の差額をプレミアムとして受け取る仕組みが、FIPの典型的な活用場面です。
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