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フィリピン手話とは?

ふぃりぴんしゅわ

フィリピン手話とは、フィリピンのろう者コミュニティが使用する自然発生的に生まれた視覚言語です。

フィリピン手話(Filipino Sign Language、略称FSL)は、フィリピンのろう者が使用する手話言語です。音声言語であるフィリピン語(タガログ語)の手指翻訳ではなく、独自の文法構造を持つ自然言語として発達しました。

フィリピン手話はアメリカ手話(ASL)の影響を受けながらも、独自の表現や語彙を発展させてきました。空間の使い方・手の形・動き・非手指動作(顔の表情や体の動き)が組み合わさって意味を構成します。語順はフィリピン語と完全には一致せず、手話言語として独立した統語構造を持ちます。

2018年にフィリピンでは「フィリピン手話法(Republic Act No. 11106)」が制定され、フィリピン手話が国内のろう者コミュニティにおける最初の言語として公式に認められました。これにより教育・政府サービスでの手話通訳利用が促進されています。

フィリピンの島々の地域によっては独自の方言的変異も見られ、農村部では家庭内で生まれた「ホームサイン」との境界が曖昧なケースもあります。フィリピン手話の普及と標準化は、ろう者の教育権・情報アクセス向上に向けた重要な課題とされています。

使い方・例文

「フィリピン手話での公共放送への対応が義務化され、ニュースに手話通訳者が登場するようになった」のような文脈で使われます。

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