ファビアン・フォン・ベリングスハウゼンとは?
ふぁびあんふぉんべりんぐすはうぜん
ファビアン・フォン・ベリングスハウゼンとは、19世紀初頭にロシアの南極探検隊を指揮し、南極大陸への最初期の接近を成し遂げたとされるロシア帝国の海軍提督です。
ファビアン・フォン・ベリングスハウゼン(Fabian von Bellingshausen、1778〜1852年)は、現在のエストニア出身のロシア帝国海軍提督・探検家です。バルト・ドイツ人系の家系に生まれ、ロシア海軍に入隊してキャリアを積みました。
1819〜1821年にかけて、ミハイル・ラザレフとともに南極探検隊を指揮し、スループ艦「ヴォストーク」と「ミールヌイ」の2隻で南極圏周回航海を実施しました。この航海中の1820年1月、南極大陸の氷棚(現在のベリングスハウゼン海周辺)を視認したとされており、イギリスのエドワード・ブランスフィールドやアメリカのナサニエル・パーマーとほぼ同時期の「南極発見」として歴史に記録されています。
この航海の主な成果は次の通りです。
- 南極圏の系統的な航海と地図作成
- 複数の島々(ピョートル1世島など)の発見と命名
- 海洋・気象・生物の詳細な観察記録
南極に位置するベリングスハウゼン海は彼の名を冠しており、チリ・キングジョージ島に建設されたロシアの南極基地も「ベリングスハウゼン基地」と呼ばれています。
使い方・例文
南極の地理や探検史を学ぶ場面で、ベリングスハウゼン海や南極大陸の「発見」をめぐる議論の文脈で彼の名前が登場します。
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