ファイナルアプローチとは?
ふぁいなるあぷろーち
ファイナルアプローチとは、航空機が滑走路に向かって最終的な直線降下を行う段階で、着陸直前の最も重要な飛行フェーズのことです。
ファイナルアプローチ(Final Approach)とは、着陸進入の最終段階として航空機が滑走路の延長線上を直線的に降下する飛行フェーズを指します。この区間では機体が滑走路の中心線に正確に乗り、定められた降下角度(通常は約3度)を維持しながら接地を目指します。
進入手順は一般的に次の順序で構成されます。
- ダウンウインドレグ:滑走路と平行に反対方向へ飛行する区間
- ベースレグ:滑走路に対して垂直方向へ旋回する区間
- ファイナルアプローチ:滑走路に向かって最終的に直線で降下する区間
ファイナルアプローチ中はフラップ・ランディングギアを展開し、速度を着陸に適した数値まで落とします。パイロットはILS(計器着陸装置)やVASI/PAPI(目視降下指示灯)を参照しながら、コースと降下率を精密に管理します。
管制上では、飛行場管制官がファイナルアプローチ中の機体に「Runway XX, cleared to land(着陸許可)」を発出します。前の機体が着陸してまだ滑走路を占有している場合は着陸許可が遅れることもあり、場合によってはミスドアプローチ(着陸復行)の指示が出ることもあります。
ファイナルアプローチは飛行の中で最もパイロットの技量と判断力が試される局面であり、航空安全において特に重要視されるフェーズです。
使い方・例文
管制官が「ファイナル、スペーシングよし」と確認した後、旅客機がILSのグライドパスに乗りながら滑走路へ向けて最終降下を行う場面がファイナルアプローチです。
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