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ピアニッシモとは?

ぴあにっしも

ピアニッシモとは、楽曲を「非常に弱く(とても小さな音で)」演奏するよう指示する強弱記号で、ppと表記されます。

ピアニッシモ(pianissimo)はイタリア語で「非常に静かに・非常に弱く」を意味し、楽譜上では「pp」という記号で表されます。「ピアノ(piano, p)」が「弱く」を意味するのに対し、ピアニッシモはその最上級にあたります。

強弱記号の体系の中での位置づけは次のとおりです。

  • ppp(ピアニッシッシモ):ほとんど聞こえないほど弱く
  • pp(ピアニッシモ):非常に弱く
  • p(ピアノ):弱く
  • mp(メゾ・ピアノ):やや弱く

ピアニッシモで演奏する際は、ただ音を小さくするだけでなく、音の密度や質を保つことが重要です。弦楽器では弓の圧力と速さを精密にコントロールし、ピアノでは鍵盤への打鍵を極めて軽くします。管楽器では息のコントロールが特に難しく、それでも音程が崩れないよう高度な技術が必要です。

ピアニッシモは緊張感・神秘感・儚さ・遠ざかっていく情景などを表現するのに効果的で、ロマン派や印象派の作品に特に多く使われます。チャイコフスキーの「悲愴」交響曲の終楽章などが有名な例として挙げられます。

使い方・例文

弦楽四重奏で「pp」と書かれた箇所は、弓を軽くゆっくり使って息をのむような静けさを表現します。演奏会場がシーンと静まり返るような場面に登場します。

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