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ビルギット・ニルソンとは?

びるぎっとにるそん

ビルギット・ニルソンは、20世紀を代表するスウェーデン出身のソプラノ歌手で、ワーグナーやヴェルディの作品における圧倒的な声量と表現力で世界的に名声を博しました。

ビルギット・ニルソン(Birgit Nilsson、1918〜2005年)は、スウェーデンのヴェスト・カロルプ出身のソプラノ歌手で、20世紀後半のオペラ界を代表する存在です。ストックホルム王立音楽院で学び、1946年にストックホルム王立歌劇場でデビューしました。

彼女の名声を決定づけたのは、リヒャルト・ワーグナーのオペラにおける歌唱です。「トリスタンとイゾルデ」のイゾルデ役、「ニーベルングの指環」のブリュンヒルデ役などを得意とし、その強大かつ輝かしい声量は「スティールの声」と称されました。バイロイト音楽祭での出演を重ね、国際的な名声を確立しました。

ワーグナー作品にとどまらず、ヴェルディの「アイーダ」やプッチーニの「トゥーランドット」でも傑出した成果を残しています。活動の絶頂期は1950〜70年代にわたり、メトロポリタン歌劇場やウィーン国立歌劇場など世界の主要歌劇場で活躍しました。引退後もスウェーデン政府から国民的英雄として顕彰されており、「ビルギット・ニルソン賞」という権威ある音楽賞が彼女の名を冠して設けられています。

使い方・例文

ニルソンが歌うワーグナーの「イゾルデの愛の死」は、ソプラノの歌唱史において最高峰の一つとして語り継がれ、往年の名盤として今も愛聴されています。

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