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ヒレナガゴンドウとは?

ひれながごんどう

ヒレナガゴンドウとは、胸びれが極めて長いことを特徴とするイルカ科の大型種で、主に北大西洋の冷温帯海域に生息する社会的な海洋哺乳類です。

ヒレナガゴンドウ(鰭長巨頭)は、イルカ科ゴンドウクジラ属に属し、学名はGlobicephala melasです。英語では「Long-finned Pilot Whale(ロングフィンド・パイロットホエール)」と呼ばれます。体長は成体の雄で最大約6〜7メートル、雌で4〜5メートル程度になる大型種です。

最大の特徴はその名が示すとおり、体長の3分の1近くに達する細長い胸びれです。体全体は黒または暗灰色で、腹部や喉元に白または灰色の斑紋があります。額は半球形に丸く膨らんでおり、これが英名の「Pilot」の由来にもなっています(先頭個体が群れを導くように見えることから)。

主に北大西洋と南半球の亜南極海域に分布し、深海性のイカ類を主食とします。10〜数百頭の密な群れで生活し、同種間の絆が強く、群れの一部が座礁すると他の個体も追随して集団座礁に至る傾向があります。

フェロー諸島では伝統的な追い込み漁(グリンダドラープ)の対象となっており、捕鯨問題として国際的に注目される場合もあります。なお、近縁種のコビレゴンドウ(Globicephala macrorhynchus)と区別するうえで、胸びれの長さが重要な識別点となります。

使い方・例文

ヒレナガゴンドウはフェロー諸島やニュージーランドの海岸で集団座礁が起きたニュースで目にする機会が多い種であり、その長い胸びれの印象的なシルエットが識別の手がかりになります。

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