パーシャルシンクとは?
ぱーしゃるしんく
音楽・映像制作において、映像と音声が完全には一致せず部分的にずれている状態や技法のことです。
パーシャルシンク(Partial Sync)は、映像と音声(または複数の音声・映像トラック)の同期(シンクロナイゼーション)が部分的にしか取れていない、あるいは意図的に部分的に合わせる状態・技法を指します。「シンク」は同期(synchronization)の略称です。
映像制作・楽曲制作の現場では、映像に合わせて音楽を配置する「シンク」作業が欠かせませんが、パーシャルシンクはこの同期が完全ではない場合に生じる概念です。具体的には以下のような場面で使われます。
- 映像のある特定シーンのみに音楽の山場を合わせ、他はズレを許容する編集手法
- ライブ演奏と録音音源を重ねる際の意図的なタイミングのずらし
- マルチカメラ収録でカメラごとに音ずれが生じている状態の指摘
また音楽権利ビジネスの文脈では「シンク(シンクロナイゼーション)ライセンス」として楽曲の映像使用許諾を意味しますが、パーシャルシンクはあくまで「部分的な同期」という技術・編集上の意味で使われることが多いです。
DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)や映像編集ソフトでのポスト・プロダクション作業において、パーシャルシンクの問題を修正する作業は重要なスキルの一つです。
使い方・例文
映像編集の現場で、「この曲はサビだけシーンに合っているけど前後はパーシャルシンクになっている」と指摘されるような使い方をします。
この用語をシェア
最終更新: