パントマイムとは?
ぱんとまいむ
パントマイムとは、言葉を使わず身体の動きや表情だけで物語や感情を表現する演劇・パフォーマンスの形式です。
パントマイム(Pantomime)とは、せりふや声を使わず、身体の動作・表情・ジェスチャーのみで物語や感情、状況を表現する舞台芸術の形式です。語源はギリシャ語の「パントミモス(pantomimos)」で、「すべてを模倣する者」という意味を持ちます。
パントマイムの歴史は古く、古代ギリシャ・ローマ時代にも身ぶりを主体とした演劇的表現が存在しました。近代的なパントマイムの形式は、イタリアのコメディア・デッラルテの影響を受けながらフランスを中心に発展し、マルセル・マルソーなどの20世紀の名パントマイム芸術家によって洗練された芸術として世界に広まりました。
パントマイムの代表的な技法・表現には以下のものがあります。
- 「見えない壁」——実際には何もない空間に壁が存在するように見せる
- 「綱引き」——重さや抵抗を身体で表現する
- 「歩き」——実際には移動せずに歩いているように見せる
- 表情と視線による感情表現
イギリスでは「パントマイム(Panto)」が独自の発展を遂げ、クリスマスシーズンに上演される音楽・コメディが入ったファミリー向けの舞台芸術として定着しています。日本でも大道芸やストリートパフォーマンスの分野でパントマイムは親しまれており、言葉の壁を超えて世界中で楽しめる表現形式として評価されています。
使い方・例文
「彼のパントマイムは、透明な箱の中に閉じ込められたような動作があまりにもリアルで、観客が思わず手を伸ばしそうになるほどだった」という形で大道芸や演劇の紹介文に使われます。
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