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パフィオペディルムとは?

ぱふぃおぺでぃるむ

パフィオペディルムとは、アジア熱帯・亜熱帯に分布するラン科の植物で、独特の袋状のリップ(唇弁)を持つ「レディーススリッパー蘭」として知られます。

パフィオペディルム(Paphiopedilum)は、ラン科パフィオペディルム属に分類される地生または着生の多年草で、インドから中国南部、東南アジアかけての熱帯・亜熱帯地域に広く分布します。属名はギリシャ神話の美の女神アフロディーテの別名「パフィア」と「サンダル」を意味する言葉を組み合わせたもので、英語では「Lady's Slipper Orchid(レディーススリッパー蘭)」とも呼ばれます。

最大の特徴は花の形にあります。花弁の一枚が大きく変形してポーチ状(巾着型)の唇弁となり、これが「スリッパ」に見える独特のシルエットを形成します。花色は緑・白・褐色・ピンクなど幅広く、多くの品種で複雑な縞や斑点模様が見られます。

栽培・観賞上の主な特徴は以下の通りです。

  • 強い直射日光を嫌い、半日陰での管理が適している
  • バルブ(偽球茎)を持たないため乾燥に弱く、用土の乾きすぎに注意が必要
  • 温度帯によって低温系・中温系・高温系と栽培条件が異なる
  • ワシントン条約(CITES)の附属書に記載され、野生株の採集・輸出は規制されている

育種が盛んに行われており、展示会や品評会では改良品種の大輪花が多く出品されます。趣味の園芸家から専門的なラン愛好家まで幅広い層に人気があります。

使い方・例文

パフィオペディルムはランの展示会でよく見かける種で、袋状のリップが印象的な花姿から多くのコレクターに愛されています。

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