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パエスとは?

ぱえす

パエスとは、ベネズエラ独立戦争で活躍したリャネーロ(平原の騎馬民族)出身の英雄的軍人であり、ベネズエラ共和国初代大統領となった人物です。

ホセ・アントニオ・パエス(1790〜1873年)は、現在ベネズエラのアプレ州出身の軍人・政治家です。リャノ(広大な熱帯草原)出身のリャネーロ(騎馬の平原民)として育ち、その騎馬戦闘の技術と大胆指揮で南米独立戦争に名声を得ました。

パエスはシモン・ボリバルのもとでベネズエラ独立戦争(1810〜1823年)の重要な戦いに参加し、特にカラボボの戦い(1821年)でのスペイン軍撃破に貢献しました。この勝利によってベネズエラの独立が事実上確定しました。

パエスの政治的な足跡は以下のとおりです。

  • リャネーロの支持を背景に独立戦争で軍事的名声を確立
  • ボリバルが夢見た「大コロンビア」からのベネズエラ分離を主導(1830年)
  • ベネズエラ共和国の初代大統領(1830〜1835年)に就任
  • その後も複数回大統領または実質的指導者の地位につき、長くベネズエラ政治を主導

パエスはベネズエラではボリバルと並ぶ独立の英雄として称えられています。一方で、彼の政治的キャリアは権威主義的側面も持ち、19世紀ラテンアメリカの政治的不安定性を体現する存在でもありました。

使い方・例文

南米独立史・ベネズエラ史を学ぶ文脈で登場します。シモン・ボリバルとの関係や大コロンビアの分裂を論じる際に必ずその名が出てきます。

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