本文へスキップ

パウロ・メンデス・ダ・ロシャとは?

ぱうろめんですだろしゃ

パウロ・メンデス・ダ・ロシャとは、ブルーリズムを代表するブラジルの建築家で、2006年にプリツカー賞を受賞した人物です。

パウロ・メンデス・ダ・ロシャ(Paulo Mendes da Rocha、1928〜2021年)は、ブラジルのヴィトーリア生まれの建築家です。サンパウロ大学工学建築学科で学び、後に同大学の教授として多くの建築家を育てた教育者でもありました。

彼の建築はコンクリートの力強い表現を特徴とするブルータリズムの流れを汲みながら、ブラジルの風土や社会的文脈に根ざした独自の方向性を持っています。大胆なピロティ(柱で建物を宙に浮かせる構造)の使用や、構造体そのものの美しさを前面に出した造形が特徴で、コンクリートと鉄のダイナミックな組み合わせが多くの作品に見られます。

主な代表作として以下が挙げられます。

  • パウリスタナ体操クラブ(1958年):国際的に注目を集めた初期の代表作
  • サンパウロ州立美術館ピナコテカ(改修・1998年)
  • ブラジル北東部のフェラ・デ・サンタナ文化センター

2006年にプリツカー建築賞、2017年にはヴェネツィア建築ビエンナーレ金獅子賞(栄誉賞)を受賞しました。ブラジル国内では1960年代の軍事政権下で一時的に教職を追われた経験を持ちながらも、生涯を通じて社会や公共空間への建築の貢献を追求した人物として知られています。

使い方・例文

現代建築やブルータリズムに関する文脈で「パウロ・メンデス・ダ・ロシャはコンクリートを詩的に操るブラジル建築の巨匠と称される」のように紹介されます。

この用語をシェア

𝕏 でポスト LINE

最終更新:

関連用語