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パイロット版とは?

ぱいろっとばん

テレビ番組や映画シリーズの企画審査・テスト用に制作される試験的な第1話または試作品のことです。

パイロット版とは、テレビ番組・ドラマ・アニメ・ウェブシリーズなどで、本格的な制作・放送を開始する前に企画の実現可能性や視聴者の反応を確かめるために作られる試験的な映像作品のことです。「パイロットエピソード」「パイロットフィルム」とも呼ばれます。

テレビ業界では、放送局や制作委員会がシリーズ化の可否を判断するためにパイロット版を発注するケースが一般的です。アメリカのネットワークドラマでは特にこの慣行が定着しており、毎年多数のパイロット版が制作される一方で、実際にシリーズ化されるのはそのうち一部にとどまります。

パイロット版が果たす役割には以下のものがあります。

  • キャラクター・世界観・トーンを関係者や視聴者に提示する
  • 制作費・撮影スケジュールの現実的な見積もりを確認する
  • 放送局・配信プラットフォームが投資判断を行うための材料とする
  • フォーカスグループなど視聴者テストを実施して改善点を洗い出す

パイロット版と本放送版ではキャスト・設定・映像スタイルが変更されることも珍しくありません。日本では「パイロットフィルム」「テスト映像」として映画祭や企画書の添付資料に用いられる事例があり、アニメでは「パイロットムービー」として公開し資金調達やキャスト決定前の告知に使うケースもあります。

使い方・例文

人気海外ドラマ『フレンズ』や『ブレイキング・バッド』も、シリーズ化前にパイロット版が制作されて審査を通過した作品です。パイロット版と本編でキャストが変わっている場合もあります。

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