バルクリシュナ・ドシとは?
ばるくりしゅなどし
バルクリシュナ・ドシとは、ル・コルビュジエらのもとで学んだのちにインド独自の近代建築を切り開き、2018年にプリツカー賞を受賞したインドの建築家です。
バルクリシュナ・ドシ(Balkrishna Doshi、1927〜2023)は、インド・プネー出身の建築家で、インドにおける近代建築の発展に多大な貢献をした人物です。ムンバイのJJスクールで建築を学んだ後、パリでル・コルビュジエの事務所に参加し、チャンディーガルの都市計画などに携わりました。帰国後はルイス・カーンともアーメダバードで協働しています。
ドシの建築の特徴は、西洋の近代建築の原則をインドの気候・文化・生活習慣に合わせて創造的に変換した点にあります。彼は建築を人々の生活と深く結びついたものとして捉え、低所得者向けの集合住宅から美術館・教育施設まで幅広い建物を手がけました。
主な作品には以下のものがあります。
- アーメダバードのサンガス(インド経営大学院)——カーンとの協働による傑作
- アルヴィンド・ミルズ社員住宅——低コストでの良質な居住環境の実現
- CEPT大学(建築・計画・技術センター)——インドの建築教育を牽引した機関
2018年、プリツカー賞の授賞委員会はドシについて「建築が人々の暮らしを変えるという信念を持ち続けた」と評し、インド人建築家として初の受賞者となりました。96歳で生涯を終えるまで後進の育成にも力を注ぎました。
使い方・例文
「バルクリシュナ・ドシはプリツカー賞でインド人建築家として初めて認められ、インド近代建築の礎を築いた人物として建築史の講義で必ず紹介されます」。
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