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バライトとは?

ばらいと

バライトとは、硫酸バリウム(BaSO₄)を主成分とする鉱物で、重晶石とも呼ばれる白色・透明の結晶です。

バライト(barite)は、化学式 BaSO₄ で表される硫酸バリウム鉱物です。日本語では「重晶石(じゅうしょうせき)」とも呼ばれ、ギリシャ語で「重い」を意味する「barys」に由来します。

ライトの最大の特徴は比重の高さです。比重はおよそ4.3〜4.6と、ケイ酸塩鉱物に比べてはるかに重く、この性質が名前の由来にもなっています。色は白・無色・灰色・黄色・青色など多様で、ガラス光沢から樹脂光沢を示します。板状・柱状の結晶形が多く見られます。

産業上の用途は多岐にわたります。

  • 石油・天然ガスの掘削:掘削泥水(ドリリングマッド)の増重剤として世界最大の消費量を占めます
  • 塗料・プラスチックの充填材:白色顔料や比重調整に使用されます
  • 医療用X線造影剤:硫酸バリウムの懸濁液は消化管のX線検査に利用されます
  • 放射線遮蔽材:高比重を活かした遮蔽コンクリートの原料になります

世界的な産地は中国、インド、モロッコ、アメリカなどで、日本でも一部産出されます。鉱物コレクターの間では美しい結晶が珍重されています。

使い方・例文

病院での消化管X線検査(バリウム検査)の際に飲む白い液体の原料がバライト(硫酸バリウム)で、医療や工業の現場でよく登場する鉱物です。

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