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重晶石とは?

じゅうしょうせき

重晶石とは、硫酸バリウムを主成分とする鉱物で、非常に重い白色の結晶が特徴的な天然物質です。

重晶石(じゅうしょうせき、英名:Barite)は、硫酸バリウム(BaSO₄)を主成分とする硫酸鉱物です。「重」の字が示す通り、比重が約4.3〜4.5と鉱物の中でも特に重いことが名前の由来となっています。英名の「Barite」も重さを意味するギリシャ語「barys」に由来します。

重晶石の主な特徴は以下の通りです。

  • 色:無色透明から白色が多く、不純物によって灰色黄色・赤褐色なども見られる
  • 光沢:ガラス光沢または樹脂光沢
  • 劈開:三方向に完全な劈開を持ち、板状・柱状に割れやすい
  • 硬度:モース硬度3〜3.5と比較的軟らかい

重晶石は多様な用途に利用されています。最大の用途は石油・天然ガスの掘削における泥水の増量材で、高密度を利用して井戸の内圧を制御する目的で大量に使われます。そのほか、白色顔料(リトポン)の原料、バリウム化合物の製造原料、医療用消化管造影剤(硫酸バリウム)の素材としても重要です。

産出地は世界各地に広く分布しており、中国が世界最大の産出国として知られています。結晶の美しいものは鉱物標本・コレクションとしても人気があります。

使い方・例文

地学の授業や鉱物展示では、重晶石は「同じ大きさの石なのに持つと重い」という体験ができる標本として展示されることがあります。また、病院のバリウム検査(胃の透視検査)でも重晶石由来の硫酸バリウムが使われています。

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