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ハビエル・マリアスとは?

はびえるまりあす

ハビエル・マリアスはスペインの現代作家で、長大で思索的な文体と記憶・秘密・愛をめぐる独自の小説世界で国際的に高い評価を受けました。

ハビエル・マリアス(Javier Marías、1951〜2022年)は、スペインマドリード出身の小説家翻訳家・エッセイストです。哲学者の父フリアン・マリアスのもとで育ち、文学・哲学双方に深い素養を持ちました。英国の作家ローレンス・スターンやウィリアム・フォークナーなどの影響を受け、独特の長文・多節の文体を確立しました。

マリアスの小説は、語り手が過去の出来事・隠された真実・他者の内面を執拗に掘り起こす構造を持ちます。一文が数ページにわたることも珍しくない文体は、思考の迂回と深化を体現しており、読者に知的な没入感を与えます。主要な作品には以下があります。

  • 『明日の顔の中へ』(1992年)— 英国情報部員が主人公のスパイ小説的大作三部作の第一作
  • 『白い心』(1992年)— 不吉な秘密を抱えた結婚と記憶の物語
  • 『センチメンタルな男』(1986年)— 人間関係の複雑な感情を繊細に描く

スペイン語圏では最も多く翻訳されたスペイン人作家のひとりに数えられ、フランツ・カフカ賞(2011年)をはじめ多数の国際的文学賞を受賞しました。また「エル・パイス」紙の長年のコラムニストとしても知られ、文化・政治への鋭い論評を発表し続けました。

使い方・例文

マリアスの長大な文体は翻訳者にとっての挑戦として知られており、スペイン語文学の翻訳を研究する場面でもしばしば言及されます。

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