ハサン・ルーハーニーとは?
はさんるーはーにー
ハサン・ルーハーニーとは、イランの政治家・聖職者で、2013年から2021年まで大統領を務め、核合意(JCPOA)交渉を主導した穏健改革派の指導者です。
ハサン・ルーハーニー(1948年生まれ)は、イランの政治家・イスラム法学者で、2013年から2021年まで同国の第7代大統領を務めました。
ルーハーニーはイラン・イスラム革命後から政治・安全保障分野で重要な役職を歴任しました。特に2003〜2005年には核交渉の責任者(最高安全保障委員会書記)として欧州諸国との外交交渉にあたり、その経験が後の大統領外交に活かされました。
大統領在任中の最大の成果は、2015年に欧米などと締結した核合意(JCPOA:包括的共同作業計画)です。この合意でイランは核開発を制限する代わりに経済制裁の緩和を獲得しました。しかし2018年、米国のトランプ政権が合意から一方的に離脱し、再び厳しい制裁が科されたことでイラン経済は大きく打撃を受けました。
ルーハーニーは国内では穏健改革派として知られ、女性の権利拡大や社会的自由化を一定程度推進しましたが、保守強硬派の抵抗も大きく、改革の実現には限界もありました。2021年の大統領選挙では保守強硬派のライシ師が当選し、ルーハーニーは退任しました。
使い方・例文
「ルーハーニー大統領が交渉した核合意は、イランの国際社会への復帰を象徴する外交成果として注目された。」
この用語をシェア
最終更新: