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ハイドロリックシステムとは?

はいどろりっくしすてむ

ハイドロリックシステムとは、液体(油圧油)の圧力を利用して機械的な力を伝達・制御する動力伝達機構のことです。

ハイドロリックシステム(hydraulic system)とは、非圧縮性の液体(主に作動油・油圧油)に圧力を加えることで、大きな力を少ない入力で生み出し、遠隔地や複雑な経路へ伝達できる機械システムです。「油圧システム」とも呼ばれます。

仕組みの基本パスカルの原理にあります。密閉された液体に加えた圧力は、あらゆる方向に等しく伝わるため、小さなシリンダーで大きなシリンダーを動かすことができます。主要な構成要素は次のとおりです。

  • 油圧ポンプ:エンジンや電動モーターの動力を油圧に変換する
  • アクチュエーター:油圧シリンダーや油圧モーターで力を取り出す
  • 制御バルブ:油の流れる方向・量・圧力を調節する
  • 油圧タンクと配管:作動油を貯蔵・循環させる

乗り物の分野では、航空機の操縦面制御やランディングギアの上げ下げ、大型トラックのブレーキ・ステアリング、建設機械のショベルアームなど幅広く活用されます。電気系統より高出力密度を持ち、過負荷時の安全弁機能も備えるため、重作業用機械に不可欠な存在です。一方、油漏れや配管損傷による故障リスク、作動油の管理が必要な点が課題として挙げられます。

使い方・例文

航空機では油圧システムが操縦翼面やブレーキ、フラップを動かすために使われており、複数系統を備えてフェイルセーフ設計とするのが一般的です。

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