ネット同時配信とは?
ねっとどうじはいしん
ネット同時配信とは、テレビやラジオの放送と同じタイミングで、同じ内容をインターネット経由でも視聴・聴取できるサービスのことです。
ネット同時配信(サイマル配信とも呼ばれる)とは、テレビ・ラジオ放送の番組をオンエアと同時進行でインターネット上にも配信し、パソコン・スマートフォン・タブレットなどで視聴・聴取できるようにするサービスです。
従来、テレビ放送を見るには電波を受信できるテレビや地デジチューナーが必要でしたが、ネット同時配信によりアンテナのない環境でも放送と全く同じコンテンツをリアルタイムで楽しめます。日本ではNHKが「NHKプラス」として2020年に本格展開し、民放もTVer(ティーバー)での見逃し配信から拡張してリアルタイム配信を順次開始しました。
ネット同時配信の普及を取り巻く主な論点は次のとおりです。
- 著作権・権利処理:放送と異なり通信として扱われるため、音楽・映像の二次利用許諾が別途必要
- 地域制限:地方局の番組は広告主・系列関係から配信エリアを限定する場合がある
- 受信料・課金:NHKでは受信契約者を前提とした認証が行われている
- 遅延:ライブ配信には数秒〜十数秒の遅延が生じることが多い
総務省はネット同時配信の普及を「放送の将来像」として位置づけており、放送法の改正を含む制度整備が進んでいます。若年層のテレビ離れへの対応策としても注目され、視聴者がどこにいても同一コンテンツにアクセスできる環境作りが業界全体の課題となっています。
使い方・例文
自宅にテレビがなくてもスマートフォンでNHKプラスを使ってニュースを生放送と同時に視聴したり、TVer上でリアルタイムのバラエティ番組を観たりするのがネット同時配信の利用例です。
この用語をシェア
最終更新: