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ネッティングとは?

ねってぃんぐ

ネッティングとは、複数の債権・債務を相殺して差額のみを決済する手法で、金融取引における資金効率の向上やリスク削減に用いられます。

ネッティング(Netting)とは、複数の当事者間に存在する債権と債務を相互に相殺し、差額(ネット額)のみを決済する手法・概念です。金融・法律・ビジネスの幅広い場面で用いられ、資金の移動量を減らして決済コスト信用リスクを低減することを目的としています。

たとえばA社がB社に100万円の債権を持ち、同時にB社からA社へ60万円の支払い義務がある場合、ネッティングを行うと差額の40万円だけを決済すれば済みます。これにより資金移動の手間・コストが削減され、万一一方が倒産した場合の損失も限定できます。

ネッティングには主に以下のような種類があります。

  • 二者間ネッティング:2当事者間で相互の債権債務を相殺する最もシンプルな形態
  • 多者間ネッティング(クリアリングハウス型):複数の取引参加者の債権債務を一括して相殺し中央機関が管理する
  • ノベーション・ネッティング:既存の契約を新たな1本の契約に統合して相殺する法的な手法
  • 決済ネッティング:同日に決済される複数の取引を集計して差額のみを支払う

ネッティングは外国為替市場やデリバティブ取引、グループ企業間の内部資金管理(キャッシュプーリング)などで広く活用されています。法的な有効性は各国の倒産法制や規制に依存するため、国際取引では契約の設計に注意が必要です。

使い方・例文

「グループ各社の売掛金と買掛金をネッティングして差額のみを本社口座で一括決済することで、資金移動の効率が大幅に改善された」のような場面で使われます。

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