ニュー・シェパードとは?
にゅーしぇぱーど
ニュー・シェパードとは、アメリカのBlue Origin社が開発した再使用型準軌道ロケットで、宇宙観光フライトを主目的とした垂直離着陸システムです。
ニュー・シェパード(New Shepard)は、Amazon創業者ジェフ・ベゾスが設立したBlue Origin社が開発・運用する再使用型の準軌道ロケットシステムです。名称はアメリカ最初の宇宙飛行士アラン・シェパードにちなんで付けられました。
このシステムはロケットブースターとカプセル型の乗員モジュールで構成されています。ブースターは打ち上げ後に垂直着陸して回収・再利用され、カプセルはパラシュートで降下します。高度約100キロメートル(カーマン・ライン)を超えることで正式に宇宙空間に到達し、乗客は数分間の無重力体験を得られます。
ニュー・シェパードの主な特徴は次の通りです。
- 乗客6名を乗せられる大型窓付きカプセルを搭載
- ブースターと乗員カプセルの両方を回収・再利用できる設計
- 完全自動化された飛行システムでパイロット不要
- 2021年7月にベゾス自身が乗客として初の有人飛行を実施
民間宇宙観光の実現に向けた先駆的な取り組みとして注目されており、SpaceXのクルー・ドラゴンなどとともに宇宙産業の民間化を象徴するプロジェクトのひとつです。ただし準軌道飛行のため、地球を周回する軌道飛行とは区別されます。
使い方・例文
2021年のニュー・シェパード初有人飛行にはジェフ・ベゾスのほか、史上最高齢・最年少の宇宙旅行者も搭乗し、民間による宇宙観光の可能性を世界に示しました。
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