ニュルンベルク裁判とは?
にゅるんべるくさいばん
ニュルンベルク裁判とは、第二次世界大戦後にドイツのニュルンベルクで行われた、ナチス指導者を裁いた国際軍事裁判です。
ニュルンベルク裁判(Nuremberg Trials)は、第二次世界大戦終結後の1945年11月から1946年10月にかけて、ドイツのニュルンベルクで開廷された国際軍事裁判です。連合国(アメリカ・イギリス・フランス・ソ連)が設置した国際軍事裁判所(IMT)が、ナチス・ドイツの主要戦争指導者23名を訴追しました。
裁判では「平和に対する罪」「戦争犯罪」「人道に対する罪」という3つの訴因が設定されました。なかでも「人道に対する罪」は、従来の戦争法規では対象外だった一般市民の大量虐殺や迫害を国際法上の犯罪として初めて明確に定義した点で、国際法の歴史における画期的な出来事とされています。
判決の結果は以下の通りです。
- 死刑(絞首刑):ヘルマン・ゲーリング(服毒自殺)ほか10名。
- 終身禁固:ルドルフ・ヘスほか3名。
- 有期禁固:4名。
- 無罪:3名。
ニュルンベルク裁判は、個人が国際法上の責任を問われる「個人の国際犯罪責任」という原則を確立した先例として高く評価されており、その後の国際刑事法(国際刑事裁判所設立など)の基礎を築きました。一方で、戦勝国による「勝者の裁き」との批判も当初から存在しています。
使い方・例文
国際法や第二次世界大戦史を学ぶ授業で、「人道に対する罪」の概念の起源としてニュルンベルク裁判が必ず取り上げられます。
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