ニゲラ(黒種草)の種とは?
にげらのたね
キンポウゲ科の一年草・ニゲラの種子で、中東や南アジアで「黒い種」として広く使われる香辛料です。
ニゲラ(黒種草)の種は、キンポウゲ科の一年草Nigella sativaの種子です。英語では「ブラックシード(black seed)」「ブラックキャラウェイ」「カロンジ(kalonji)」などとも呼ばれ、中東・南アジア・北アフリカにわたる広い地域で食用・薬用に利用されてきました。
種子は約2〜3mmの小さな黒色の粒で、香りはオレガノやタイム、わずかなコショウを思わせるスパイシーで芳醇な風味が特徴です。主要成分としてチモキノン(thymoquinone)が知られており、抗酸化・抗炎症・抗菌作用が伝統医学で重視されてきました。イスラーム圏では「ブラックシードはあらゆる病を治す」という言い伝えが残るほど珍重されています。
料理での主な使い方は以下のとおりです。
- ナン・パラタなどのパン・フラットブレッドの表面に散らす
- インドのスパイスブレンド「パンチフォロン」の構成スパイスのひとつ
- ピクルスや野菜料理の香り付け
- チーズ・ヨーグルト料理へのトッピング
近年は健康食品・サプリメントとしても注目を集め、ニゲラシードオイルが流通しています。ただし医薬品ではないため、効能を過信せず食品として適切に活用することが大切です。
使い方・例文
インドのナン生地にニゲラの種を振りかけて焼くと、独特のスパイシーな香りが加わり、料理のアクセントになります。また、ピクルスの漬け液に加えることで保存中に風味が増す使い方も一般的です。
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