ニキータ・ミハルコフとは?
にきーたみはるこふ
ニキータ・ミハルコフは、ロシアを代表する映画監督で、アカデミー外国語映画賞を受賞した「太陽に灼かれて」など、数々の名作で知られる人物です。
ニキータ・ミハルコフ(Никита Михалков、1945年〜)は、ソビエト連邦(現ロシア)出身の映画監督・俳優・プロデューサーです。詩人の父セルゲイ・ミハルコフ(ソ連国歌の作詞者)と画家の母を持つ芸術一家に生まれ、兄アンドレイ・コンチャロフスキーも映画監督として知られます。
ミハルコフはモスクワ芸術座の演劇学校とゲラシモフ映画大学院(ВГИК)で映画を学び、1970年代から長編映画を手がけ始めました。その作風は叙情的な映像美と、ロシアの歴史・文化への深い眼差しが特徴です。
主要な作品と受賞歴は以下の通りです。
- 「機械じかけのピアノのための未完成の戯曲」(1977年)— チェーホフ原作を映画化
- 「黒い瞳」(1987年)— カンヌ映画祭男優賞(主演マルチェロ・マストロヤンニ)
- 「太陽に灼かれて」(1994年)— アカデミー賞外国語映画賞・カンヌ審査員特別グランプリ
- 「12人の怒れる男」(2007年)— ヴェネツィア映画祭特別獅子賞
現在はロシア映画人連合の議長として映画界をリードする一方、プーチン政権に近いとされる政治的立場も持ち、国内外でさまざまな評価を受ける複雑な存在でもあります。ロシア映画の国際的な知名度向上に大きく貢献した映画人です。
使い方・例文
世界映画史の文脈や、旧ソ連・ロシア映画を語る際に必ず取り上げられます。映画学校の授業や映画祭のプログラムで「20世紀後半を代表するロシア人監督」として紹介されます。
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