ナバラトリとは?
なばらとり
ナバラトリとは、インドのヒンドゥー教徒が女神ドゥルガーをはじめとする三女神を9夜にわたって祀る秋の祭礼です。
ナバラトリはサンスクリット語で「九つの夜」を意味し、インド各地で年に複数回行われるヒンドゥー教の重要な祭礼です。なかでも秋(太陰暦のアシュヴィン月)に行われるシャラダ・ナバラトリが最も盛大で、国民的な祝祭として広く知られています。
祭礼では創造・維持・破壊の三側面を持つ女神シャクティを9日間ずつ崇拝します。具体的には
- 最初の3日間:女神ドゥルガーを祀り邪悪を払う
- 次の3日間:女神ラクシュミーを祀り繁栄を祈る
- 最後の3日間:女神サラスワティーを祀り知恵と学芸を願う
地域によって祭の形式は大きく異なり、西ベンガルではドゥルガー・プジャとして大型の偶像を祀る華やかな行事となり、グジャラートではガルバと呼ばれる輪舞が9夜続きます。南インドでは人形飾り「ゴル」を並べる習慣があります。
ナバラトリはインドの多様な文化と宗教的伝統を体験できる祭礼として、国内外から多くの観光客を集めます。近年ではインド系ディアスポラのコミュニティを通じて世界各地でも祝われるようになっています。
使い方・例文
毎年秋、ムンバイやコルカタの街は色鮮やかな飾りつけで彩られ、ナバラトリの9夜にわたって人々が寺院や広場に集まって踊りや祈りを捧げます。
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