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ナギブ・マフフーズとは?

なぎぶまふふーず

ナギブ・マフフーズとは、アラブ世界初のノーベル文学賞受賞者として知られるエジプト小説家で、カイロの街と民衆を生き生きと描いた作品で国際的な評価を得た文学者です。

ナギブ・マフフーズ(Naguib Mahfouz、1911〜2006年)は、エジプトカイロ出身のアラビア語作家です。1988年にアラブ人として初めてノーベル文学賞を受賞し、アラブ文学を世界に知らしめた存在として称えられています。

マフフーズはカイロ大学で哲学を学んだ後、公務員として働きながら執筆を続けました。初期は古代エジプトを舞台にした歴史小説を手がけましたが、やがて現代カイロの街と庶民の生活を描くリアリズム小説へと軸を移しました。

代表作「カイロ三部作」(宮殿の散歩道・欲望の宮殿・砂糖街)は、カイロの商人一家を三世代にわたって描いた大河小説で、エジプト近代史と社会変容をダイナミックに捉えた作品です。その他の主要作品には以下があります。

  • 「ミダック横丁」:カイロの路地裏に生きる人々の悲喜劇
  • 「泥棒と犬」:社会に疎外された男の孤独と怒り
  • 「千夜一夜の子供たち」:寓話的・哲学的な晩年の作品

マフフーズは一方で宗教的・社会的な問題にも踏み込んだ発言を続け、1994年には過激派に刺傷される事件に遭いました。それでも執筆を止めず、95歳で生涯を閉じるまで文学に捧げた人生は、エジプト近現代文化の象徴として語り継がれています。

使い方・例文

「アラブ文学を語る授業や書籍では、ナギブ・マフフーズのノーベル賞受賞が必ずターニングポイントとして言及されます。」

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