ナイル川デルタ水路とは?
ないるがわでるたすいろ
エジプト北部のナイル川デルタに広がる灌漑・排水水路網で、古代から現代まで農業生産を支えており、地中海に面する農業地帯の根幹をなす水管理システムです。
ナイル川デルタ水路は、エジプトのナイル川が地中海に注ぐ扇状の三角州に発達した灌漑・排水用の人工水路群である。ロゼッタ支流・ダミエッタ支流などの自然分流に加え、英国植民地時代と独立後に整備された人工水路が組み合わさり、デルタ全体の農業用水を管理している。アスワンダム建設後は天然の氾濫に頼らない年間通水が可能になった一方で、肥沃な泥の供給が減少するという課題も生じている。
使い方・例文
アスワンダム以前のナイルデルタでは年に一度の大洪水が田畑に肥沃な泥を運んでいたが、ダム完成後は水路からの灌漑水のみに依存する農業形態に変わった。
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