ドラクマとは?
どらくま
ドラクマとは、古代ギリシャに起源を持つ通貨単位で、近代においては2001年のユーロ導入まで使われたギリシャの法定通貨です。
ドラクマ(ギリシャ語: δραχμή, drachma)は、古代ギリシャに起源を持つ通貨単位で、世界史上最も古い通貨のひとつです。古代では銀貨として流通し、6オボロス=1ドラクマという補助単位体系を持ちました。アテネのドラクマはペルシア戦争後の繁栄期に地中海交易圏の主要決済通貨として広く使われ、「フクロウ銀貨」として知られる意匠は現在も古代貨幣コレクションの中でとりわけ有名です。
近代ギリシャ独立(1821〜1829年)後、1832年に近代ギリシャの公式通貨としてドラクマが復活しました。その後、二度の世界大戦・占領期のハイパーインフレーションなどを経て、1954年および1944年には複数回のデノミが行われています。
近代ドラクマの通貨コードはGRD、補助単位はレプトン(lepton、1ドラクマ=100レプトン)でした。ギリシャが欧州連合の経済通貨同盟(EMU)に参加し、2001年1月1日にユーロが法定通貨として導入されると、ドラクマは段階的に廃止され、2002年3月以降は正式に流通を終了しました。
その後のギリシャ財政危機(2010年代)の際には「グレグジット」論争のなかで「ドラクマ復活論」が話題になるなど、ドラクマはギリシャの経済的アイデンティティを象徴する言葉として語られ続けています。
使い方・例文
ギリシャを舞台にした歴史小説では古代のドラクマ銀貨が登場し、現代の経済ニュースではユーロ離脱論議の文脈で「ドラクマに戻るのか」という表現が使われます。
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