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トランシップとは?

とらんしっぷ

トランシップとは、出発地から目的地まで直行せず、中間の港で別の船に積み替えて輸送する方式のことです。

トランシップ(Transshipment)とは、貨物を出発港から最終目的港まで一本の船で直送するのではなく、中継港(ハブ港)で別の船に積み替えて輸送する方式を指します。「乗り換え」の海上版といえます。

世界の主要コンテナ航路では、大型船が主要なハブ港(シンガポール港、ポートクラン港、コロンボ港など)に寄港し、そこから中小型のフィーダー船が周辺の港へ貨物を届けるハブ&スポーク型の輸送ネットワークが形成されています。このハブ港での積み替えがトランシップです。

トランシップには次のような特徴があります。

  • メリット:直行便のない港への輸送が可能になる。大型船の規模の経済を活かしてコストを抑えられる
  • デメリット:積み替えによるリードタイムの増加と遅延リスクが生じる
  • 書類上の注意:信用状(L/C)取引では「トランシップ禁止(No Transshipment)」の条件が付く場合があり、事前確認が必要

荷主にとっては輸送日数や貨物管理のリスクが増すため、直行便との比較検討が重要です。一方、海運会社にとっては効率的な航路設計の要となる手法です。

使い方・例文

日本の地方港から南米向けに貨物を送る場合、まず大型船でシンガポールへ運び、そこでトランシップして南米行きの船に積み替える経路が一般的です。

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