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デルタヘッジとは?

でるたへっじ

デルタヘッジとは、オプション取引においてデルタ(原資産価格変動に対するオプション価値の感応度)をゼロに保つように原資産を売買し、価格変動リスクを打ち消す運用手法のことです。

デルタヘッジ(Delta Hedging)とは、オプションのポジションが持つ価格感応度「デルタ(Δ)」を打ち消すように原資産株式通貨・先物など)を反対方向に売買することで、原資産の価格変動リスクをニュートラル(デルタ・ニュートラル)に保つリスク管理手法です。

デルタとは、原資産価格が1単位変動したときにオプションの理論価格がどれだけ変化するかを示す指標で、コールオプションでは0〜1、プットオプションでは−1〜0の値をとります。たとえばデルタが0.6のコールオプションを1枚(原資産100株相当)保有している場合、原資産を60株空売りすることでポートフォリオ全体のデルタが0となり、小さな価格変動に対してほぼ損益が発生しない状態になります。

デルタは原資産価格の変化・時間経過・ボラティリティの変化などに伴って常に変動するため、デルタヘッジを維持するには定期的にポジションを調整(リバランス)し続ける必要があります。この継続的な調整コスト(取引手数料・スプレッド)が戦略の損益に直接影響します。

デルタヘッジは

  • オプションのマーケットメーカー(証券会社・銀行)が在庫リスクを管理する手段
  • ガンマトレーディング(ボラティリティ戦略)の実行手段
  • 複雑なデリバティブ商品のリスク中立化
などに活用されます。価格変動ではなく時間的価値やボラティリティから収益を追求する場面で特に重要な技術です。

使い方・例文

証券会社がオプション商品を投資家に販売した後、自社のオプション在庫のデルタをゼロに保つために、原資産株式を毎日売買してデルタヘッジを実施します。

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