デフォルト効果とは?
でふぉるとこうか
「効果」の用語まとめを見るデフォルト効果とは、あらかじめ設定されている選択肢がそのまま選ばれやすくなる心理的傾向のことです。
デフォルト効果(default effect)とは、選択肢の中で「初期設定(デフォルト)」として設定されているものが、積極的に変更されずにそのまま採用されやすいという心理・行動上の現象です。行動経済学やナッジ理論の中核的な知見のひとつです。
なぜデフォルトが強力なのかについては、複数の説明があります。
- 現状維持バイアス:変更には労力がかかるため、変えないことを選びやすい
- 損失回避:デフォルトを変えることで損をするかもしれないと感じる
- 暗黙の推薦:初期設定は「多くの人が選ぶもの」「推奨されるもの」というシグナルとして受け取られる
デフォルト効果の影響はさまざまな場面で確認されています。臓器提供の同意率は「同意をデフォルト」とする国で劇的に高くなること、年金積立の加入率は「自動加入(オプトアウト方式)」で大幅に上昇することなどが代表例です。
企業はウェブサービスのオプション設定やサブスクリプションの自動更新にデフォルト効果を活用します。一方で、消費者保護の観点から「不利なデフォルト」の設定は問題視されることもあります。適切なデフォルト設計は、人々をよりよい選択に導く「ナッジ」の代表的手法として政策にも活用されています。
使い方・例文
ウェブサービスの登録フォームでニュースレター受信が最初からチェック済みになっていると、多くのユーザーがそのまま同意してしまうのがデフォルト効果の典型例です。
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