デジタル配当とは?
でじたるはいとう
デジタル配当とは、テレビ放送のデジタル化に伴いアナログ放送が終了した結果として生まれた、使用可能な周波数帯域(電波資源)のことです。
デジタル配当(Digital Dividend)とは、地上波テレビ放送がアナログ方式からデジタル方式へ移行した際に、アナログ放送が使用していた周波数帯域が空き、その空いた帯域を他の用途に活用できるようになった状態を指します。この「解放された電波資源」そのものを「デジタル配当」と呼びます。
アナログ放送はデジタル放送と比べて同じチャンネル数を確保するために広い周波数帯域を必要としていました。デジタル化により、より少ない帯域で同等以上の放送チャンネルを実現できるため、余剰となった周波数が生まれます。日本では2011年のアナログ放送終了に伴い、主にUHF帯の一部が解放されました。
解放されたデジタル配当の主な活用先としては、以下が挙げられます。
- 携帯電話・スマートフォン向けモバイルブロードバンド通信(LTEなど)
- 地域BWA(地域広帯域移動無線アクセス)
- 防災・公共安全システム向け無線通信
- IoTデバイスや新たな無線サービス
デジタル配当は限られた電波資源を有効活用するための重要な政策概念であり、総務省が各帯域の再配分を計画・管理しています。モバイル通信の急速な需要拡大を支える基盤として、国際的にも注目されています。
使い方・例文
地上デジタル放送への完全移行後に空いたUHF帯の一部が、LTE通信の普及を支える周波数帯として携帯電話会社に割り当てられた事例が、デジタル配当の典型例です。
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