デザインレビューとは?
でざいんれびゅー
デザインレビューとは、製品の設計段階で品質・機能・製造性などの問題を早期に発見・解決するために、関係者が集まって体系的に設計内容を審査する活動です。
デザインレビュー(Design Review:DR)は、製品開発プロセスの各段階において、設計の適切性・信頼性・製造可能性を多角的な視点から評価・検証する正式なレビュー活動です。問題が発生した際のコストは発見が遅れるほど指数関数的に増大するため(「10の法則」)、上流段階での早期検出が極めて重要視されます。
実施タイミングと種類:
- 概念設計レビュー(DR0/DR1):コンセプトの妥当性、要求仕様との整合性を確認
- 基本設計レビュー(DR2):機能・性能・信頼性の評価
- 詳細設計レビュー(DR3):製造性・組立性・コストの検証(DFM/DFA)
- 試作・量産移行レビュー(DR4/DR5):試験結果・品質計画の確認
参加メンバー:設計者だけでなく、生産技術・品質保証・製造・調達・サービス・顧客代表など多部門の専門家が参加することが重要です。異なる視点からの「第三者レビュー」が問題発見率を高めます。
活用ツール:FMEA(故障モード影響解析)、チェックリスト、DRBFM(Design Review Based on Failure Mode)などがデザインレビューと組み合わせて用いられます。
意義:市場投入後の設計変更は莫大なコストと納期遅延を招きます。デザインレビューを通じて「作ってから直す」から「設計で作り込む」品質保証へと転換することが目的です。
使い方・例文
新型家電の開発で、試作品の評価後に設計・生産技術・品質・サービス部門が集まり、量産時の組み立てにくさや市場での故障リスクを洗い出すための会議がデザインレビューの典型例です。
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