デアイシングとは?
でありーしんぐ
デアイシングとは、航空機や鉄道・道路などに付着した氷や雪を除去し、安全な運行を確保するための処理のことです。
デアイシング(de-icing)とは、乗り物や構造物の表面に付着した氷・霜・雪などを除去する作業または技術の総称です。英語の「de-(除去する)」と「icing(着氷)」を組み合わせた言葉で、日本語では「防除氷処理」とも呼ばれます。
特に航空分野では安全運航に直結する重要な作業として位置づけられています。航空機の翼や尾翼に氷が付着すると、翼の形状が変化して揚力が低下し、最悪の場合は離着陸時の重大な事故につながるおそれがあります。そのため、冬季の離陸前にはデアイシングが義務付けられていることが多いです。
航空機のデアイシングでは、主に以下の方法が用いられます。
- グリコール系の特殊な液剤(デアイシング液)を吹き付ける方法
- 熱風を当てて溶かす方法
- 機械的に掻き取る方法
また、アンチアイシング(anti-icing)との違いも重要です。デアイシングは「すでに付着した氷を除去する」事後処理であるのに対し、アンチアイシングは「事前に氷の付着を防止する」予防処置を指します。両者を組み合わせて運用するのが一般的です。
鉄道や道路においても、線路の凍結防止やロードヒーティングなど、デアイシングの概念は幅広く活用されています。
使い方・例文
冬の空港では、出発前の航空機にデアイシング車が液剤を吹き付ける作業が行われます。
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