ティム・スムとは?
てぃむさむ
ティム・スムとは、香港や広東地方で親しまれる小さな点心料理の総称で、飲茶の席で提供される多彩な一口料理のことです。
ティム・スム(点心/Dim Sum)とは、広東語で「心を点じる」という意味を持つ、一口サイズの料理を集めた食文化の総称です。香港・広東省を発祥とし、現在では世界中の中華料理店で楽しまれています。
ティム・スムは「飲茶(ヤムチャ)」と呼ばれるお茶を飲む習慣と密接に結びついており、茶を飲みながら小皿に盛られたさまざまな点心を少しずつ味わうスタイルが特徴です。伝統的には、竹製のせいろを積み重ねて提供されることが多く、料理人がワゴンを押しながら席を回る「ワゴンサービス」形式も広く知られています。
代表的なメニューには以下のものがあります。
- ハーガウ(蝦餃子):エビを包んだ透明な皮の蒸し餃子
- シュウマイ(焼売):豚肉とエビを薄皮で包んだ蒸し物
- チャーシューバオ(叉焼包):甘辛い豚の焼肉を包んだ蒸しまんじゅう
- チョンファン(腸粉):米粉の薄皮でエビや牛肉を巻いた蒸し料理
- エッグタルト:さくさくのパイ生地にカスタードを詰めた焼き菓子
ティム・スムは家族や友人と卓を囲んで語らいながら食べる「食を通じた社交文化」として重要な意義を持ち、2024年にはユネスコ無形文化遺産への登録も議論されるなど、その文化的価値が広く認められています。
使い方・例文
休日の朝、香港式レストランで家族全員でテーブルを囲み、ハーガウやシュウマイなどのティム・スムを注文しながらプーアル茶を楽しむ、いわゆる「飲茶」のシーンで登場します。
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