ティベリウスとは?
てぃべりうす
ティベリウスとは、古代ローマ帝国の第2代皇帝で、初代皇帝アウグストゥスの後継者として帝政初期を担った政治家・軍人です。
ティベリウス(紀元前42年〜紀元後37年)は、古代ローマ帝国の第2代皇帝です。初代皇帝アウグストゥスの義理の息子として後継者に指名され、西暦14年から37年まで帝国を統治しました。
皇帝となる以前は卓越した軍人として活躍し、ゲルマニアやパンノニア(現在の中欧地域)での遠征を指揮してローマの辺境防衛に大きく貢献しました。しかし皇帝としての治世は、元老院との関係が緊張する場面も多く、晩年はカプリ島に引きこもりほとんど公の場に姿を見せなかったとされています。
ティベリウスの治世には、イエス・キリストの処刑(ポンティウス・ピラトゥスがユダヤ総督だった時期)が行われたとされており、キリスト教の歴史とも関わりが深い人物です。また、財政的には節約家として知られ、国庫を豊かにしたとも評されています。
その性格については古代の史料(タキトゥスの『年代記』など)によって陰鬱・猜疑心が強いという評価が強調されていますが、近代以降の研究では有能な行政官としての側面も再評価されています。ローマ帝政の確立期を理解するうえで欠かせない皇帝のひとりです。
使い方・例文
「ティベリウスは、古代ローマ史の授業や歴史小説でアウグストゥスの後継者として登場し、帝政初期の政治的緊張を象徴する人物として紹介されます。」
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