ツユクサ科とは?
つゆくさか
世界の熱帯・亜熱帯を中心に分布する、ツユクサやムラサキツユクサなどを含む単子葉植物の科です。
ツユクサ科(Commelinaceae)は、被子植物の単子葉類に属する植物の科で、世界に約40属・700種以上が知られています。熱帯・亜熱帯を中心に広く分布し、日本にもツユクサ(露草)やヤブミョウガなど複数の在来種が自生しています。
ツユクサ科の植物に共通する形態的特徴には以下のものがあります。
- 茎の節が膨らんでいる(節間が明瞭)
- 葉は互生で、葉の基部が茎を包む鞘(さや)状になる
- 花は通常3枚の花弁を持ち、1〜2日で散る一日花であることが多い
- 花の色は青・紫・白・ピンクなど多彩
最も身近な種であるツユクサは、夏の朝に鮮やかな青色の花を咲かせ、昼には閉じる一日花として知られます。古くから藍色の染料(露草の花汁)として利用され、日本画の下絵描きにも使われてきました。観賞植物としてはムラサキツユクサ(トラデスカンティア)が広く栽培されており、葉の色や模様のバリエーションが豊富です。
生態的には湿潤な場所を好む種が多く、道端や田畑の畔など身近な環境にも多く見られます。繁殖力が強く、農地では雑草として扱われることもあります。
使い方・例文
夏の朝、道端や庭の隅で鮮やかな青色の小さな花を見かけたら、それはツユクサ科のツユクサである可能性が高く、植物図鑑などでよく登場します。
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