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チャン・チャン遺跡群(チャン・チャン保護区)とは?

ちゃん・ちゃんほごく

チャン・チャン遺跡群とは、ペルー北部に位置するプレ・インカ期最大の都市遺跡で、チムー王国の首都として繁栄したアドベ(日干しレンガ)建築の傑作です。

チャン・チャン遺跡群は、ペルー北部のラ・リベルタ地方、トルヒーリョ近郊に広がる広大な考古学遺跡です。およそ9世紀から15世紀にかけてアンデス北岸沿いに栄えたチムー王国の首都であり、インカ帝国に征服される以前、南米最大の都市だったとされています。

遺跡の最大の特徴は、アドベ(日干しレンガ)を用いた大規模な都市建築です。乾燥した海岸砂漠地帯に築かれた都市は最盛期に数万人もの人口を擁したと推定されており、精巧な幾何学文様や動物文様が施された壁面装飾が随所に残っています。

  • シウダデラ(王宮複合体):複数の王宮区画が現存し、各王が自身の宮殿を建設したとされています。
  • 貯水池・灌漑システム:乾燥地帯での生活を支えた高度な水利インフラの跡が残ります。
  • 壁面装飾:魚・鳥・幾何学文様が細密に刻まれた外壁は、チムー文化の美術水準を示しています。

1986年にユネスコ世界文化遺産に登録されましたが、同時に「危機遺産リスト」にも掲載されており、エルニーニョ現象による大雨や観光客の増加による侵食・劣化が深刻な問題となっています。

使い方・例文

「チャン・チャン遺跡群を訪れると、乾燥した砂漠の中に広がる精巧なレンガ造りの壁と幾何学文様に、かつての王国の高度な文明が今も刻まれていることを実感できます。」

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