チェン・カイコーとは?
ちぇんかいこー
チェン・カイコーは、中国第五世代を代表する映画監督で、『さらば、わが愛』などで国際的な評価を得た巨匠です。
チェン・カイコー(陳凱歌)は1952年に北京で生まれた中国の映画監督で、張芸謀(チャン・イーモウ)とならぶ「第五世代」の中心的存在です。
文化大革命の時代に青春期を過ごした彼は、その体験を作品の根底に置き続けました。北京電影学院を1982年に卒業後、監督デビューを果たします。1984年の『黄色い大地』で張芸謀をカメラマンに起用し、詩的な映像美と歴史・社会批評を融合させたスタイルを確立しました。
1993年の『さらば、わが愛/覇王別姫』はカンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞し、中国映画として初の同賞獲得という歴史的快挙を成し遂げました。京劇俳優の一生を通じて文革の悲劇と人間の業を描いたこの作品は、現在も世界映画史に刻まれる傑作として高く評価されています。
その後も『始皇帝暗殺』や『PROMISE』など大作を手がけ、近年は中国国内での商業映画にも積極的に取り組んでいます。彼の作品は、壮麗な映像美と文学的な深みを兼ね備え、中国の歴史と人間ドラマを国際的な観客に伝える架け橋となっています。
使い方・例文
映画史を語る授業で「パルム・ドールを初めて受賞した中国映画の監督は誰か」という問いへの答えとして、チェン・カイコーの名前が登場します。
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