ダイアクリティカルマークとは?
だいあくりてぃかるまーく
ダイアクリティカルマークとは、アルファベットなどの文字に付加して発音や意味の区別を示す補助記号のことです。
ダイアクリティカルマーク(diacritical mark)とは、ラテン文字やキリル文字などのアルファベットに付加されることで、文字の発音・アクセント・長短・調子などを区別するために用いられる補助的な記号の総称です。「発音区別符号」とも呼ばれます。
ダイアクリティカルマークは文字の上・下・内部に付加され、それによって基本文字とは異なる音価を持つ別の文字として機能します。文字コードの観点からは、元の文字と区別されたコードポイントを持つ場合と、元の文字に結合文字として付加される場合があります。
代表的なダイアクリティカルマークには次のものがあります。
- アキュート・アクセント(´):フランス語の「é」(エ)など、音の高さや質を示す
- グラーブ・アクセント(`):フランス語の「è」など
- サーカムフレックス(^):フランス語「ê」、ポルトガル語「â」など長音や音質を示す
- ウムラウト(¨):ドイツ語「ä」「ö」「ü」など母音変化を示す
- セディーユ(¸):フランス語「ç」など子音の発音を変える
英語はダイアクリティカルマークをほとんど使いませんが、フランス語・スペイン語・ドイツ語・ポルトガル語・チェコ語・ベトナム語など多くの言語では意味の区別に不可欠です。日本語の組版では外来語表記の際に参照されることがあります。
使い方・例文
フランス語の「café(カフェ)」における「é」のアキュートアクセントや、スペイン語「señor(セニョール)」の「ñ」の波形記号がダイアクリティカルマークの典型例です。
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