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ターボファンエンジンとは?

たーぼふぁんえんじん

ターボファンエンジンとは、大型の前段ファンで外気を取り込み推力を得る航空機用ジェットエンジンで、現代の旅客機に広く使われています。

ターボファンエンジン(turbofan engine)とは、ジェットエンジンの一種で、エンジン前部に大型のファン(多翼の回転翼)を備え、そのファンが取り込んだ空気を「コアエンジン(ガスジェネレーター)」を通るルートと、コアを迂回して直接噴出するルート(バイパス流)の2系統に分けて推力を生み出す方式です。

エンジンに取り込まれた空気の総量に対して、コアを通らずバイパスする空気の割合をバイパス比といいます。バイパス比が高いほど燃料効率が良く、騒音も低減されます。現代の大型旅客機エンジンはバイパス比が5〜12程度の高バイパスターボファンエンジンを採用しています。

ターボファンエンジンの主な特徴は次のとおりです。

  • 低速・中速飛行での燃料効率(燃費)がターボジェットに比べ大幅に優れる
  • 排気噪音が小さく、民間航空の騒音規制をクリアしやすい
  • バイパス比を下げると高速・高高度飛行に適し、軍用ジェット戦闘機にも応用される

ボーイング777やエアバスA380などの大型旅客機に搭載されるGE90やトレント900はターボファンエンジンの代表例です。現代の航空輸送の安全性・経済性を支える中核技術といえます。

使い方・例文

国際線の旅客機が滑走路を離陸する際に聞こえる大きな轟音と風圧は、ターボファンエンジンの巨大なファンが毎秒数百キログラムの空気を押し出している証です。機体前方の丸い大型ファンが見えるのがターボファンエンジンの外観的特徴です。

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