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タンクレド・ネーヴェスとは?

たんくれどねーゔぇす

タンクレド・ネーヴェスとは、ブラジル軍政から民政移管を実現した立役者で、民選大統領として当選しながら就任直前に死去した悲劇的な政治家です。

タンクレド・ネーヴェス(1910年〜1985年)は、ブラジル政治家で、20年以上続いた軍事政権からの民主化移行において中心的な役割を果たした人物です。ミナスジェライス州出身で、長きにわたりブラジル政界で活躍しました。

1964年の軍事クーデター以降、ブラジルは軍政下に置かれていましたが、1980年代に入ると民主化への圧力が高まりました。ネーヴェスは野党勢力をまとめ上げ、1985年1月の大統領間接選挙において圧倒的多数で当選を果たしました。これはブラジルにとって21年ぶりの民間人大統領の誕生を意味する歴史的な選挙でした。

しかし就任式の前日、1985年3月14日に腹部の手術のため入院。そのまま容体が悪化し、同年4月21日に75歳で死去しました。就任することなく世を去ったため、副大統領のジョゼ・サルネイが代わって大統領に就任しました。

ネーヴェスの死はブラジル国民に大きな衝撃と悲しみを与えましたが、彼が成し遂げた民政移管の枠組みはそのまま維持され、ブラジルの民主主義回復の象徴的人物として今も語り継がれています。

使い方・例文

「タンクレド・ネーヴェスは大統領就任を目前に命を落としたため、ブラジルの民主化移行の象徴として語られることが多い」というように、ブラジル現代史や中南米政治を扱う文脈で登場します。

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