ゼマン・シャーとは?
ぜまんしゃー
ゼマン・シャーは、アフガニスタンのドゥッラーニー朝の君主であり、18世紀末から19世紀初頭に在位したシャー(王)です。
ゼマン・シャー(Zaman Shah、在位1793〜1801年)は、アフガニスタンを支配したドゥッラーニー朝の君主です。アフマド・シャー・ドゥッラーニーの孫にあたり、ティームール・シャーの息子として生まれました。
ドゥッラーニー朝は1747年にアフマド・シャーが建国したアフガニスタン最初の統一王朝で、最盛期には現在のアフガニスタン・パキスタン・イラン東部・インド北西部に及ぶ広大な領域を支配しました。ゼマン・シャーはその第3代君主として即位しましたが、在位期間は権力闘争と不安定な政情に彩られていました。
ゼマン・シャーの治世の主な特徴と出来事は以下のとおりです。
- 複数の兄弟との王位継承をめぐる激しい内部抗争
- インド北西部への遠征とムガル帝国・シク教勢力との緊張
- イギリスとペルシャ双方からの外交的圧力
- 弟マフムード・シャーによるクーデターで廃位・失明させられた
ゼマン・シャーは廃位後に幽閉され、その後イギリス領インドに亡命して余生を過ごしました。彼の治世はドゥッラーニー朝の衰退期と重なり、アフガニスタンが列強の「グレート・ゲーム」の舞台となっていく過渡期を象徴しています。
使い方・例文
「ゼマン・シャーの名は、19世紀アフガニスタンの権力闘争を記述する歴史書の中でしばしば登場します。」
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