セルジウ・チェリビダッケとは?
せるじうちぇりびだっけ
セルジウ・チェリビダッケとは、ルーマニア出身の指揮者で、録音を嫌い「音楽は生でこそ」という哲学を持つことで知られた20世紀後半を代表する指揮者の一人です。
セルジウ・チェリビダッケ(Sergiu Celibidache、1912年6月28日 - 1996年8月14日)は、ルーマニア出身の指揮者・作曲家です。ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団を長年率いたことで特に知られています。
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団では戦後の1945年から約10年間首席指揮者を務めましたが、後任にカラヤンが選ばれたことを機に離れました。その後スウェーデン放送交響楽団、シュトゥットガルト放送交響楽団などを経て、1979年からミュンヘン・フィルに着任し、没するまで音楽監督を務めました。
チェリビダッケの最も際立った特徴は、商業録音をほぼ全面的に拒否したことです。「音楽は演奏の瞬間にしか存在しない」という哲学のもと、レコードやCDへの録音を長年避けました。そのため生前の記録は少なく、没後に遺族の許可を得てライブ録音が順次リリースされています。
また、彼のテンポは非常にゆっくりとしていることで有名で、他の指揮者に比べて大幅に長いリハーサル時間と演奏時間を要することでも知られていました。仏教や現象学にも傾倒し、音楽を深く哲学的に捉えるアプローチが彼の解釈の土台となっています。
使い方・例文
クラシック音楽の評論や解説では「チェリビダッケのブルックナーは他の指揮者と比べて圧倒的にテンポが遅い」という文脈でしばしば言及されます。
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